羽田空港の駐車場は満車。呉の夜のストーリー。

母が他界して初めてのお彼岸。
夕方便で広島出張を予定していたので、羽田空港へ向かう途中で横浜の日野墓地にお墓参りをすることとした。
昨今は円安からのインバウンドも含めて人が動いているせいか、土曜日の今日は昼から羽田空港の駐車場は満車状態。
墓前で涙を流し、羽田に向かうもその駐車場の状況は変わらず近辺の駐車場を探した。結果、最寄り大鳥居駅の萩中公園近くのコインパーキングへ。京急を使って無事便には間に合った。羽田空港は車で行くリスクコントロールがなかなか難易度高いですね!
広島空港着。レンタカーで約1時間、呉市のビジネスホテルへ。ホントに広島空港は街から遠い!(^^)

ホテルをチェックインして出たのが9時半。夕飯を求めて、ホテル裏エリアの鉄板焼屋に勇気を出して暖簾を潜る。そこのママさんに最高のご配慮をいただき、閉店時間をオーバーしてるかもしれない感じで夕食とサッポロ大瓶とウーロンハイを4杯いただいた(^^)。

呉市は初めてだったので、「もう一軒!」と思いオススメのスナックをママさんに聞いた。が、その聞いたスナックは残念ながら消灯していて、仕方なく街を散策することに。呉市の飲み屋街を一通り歩き、途中で見かけた、お客さんを丁寧にタクシーに送り乗せる店が気になった。
さらに歩き続けていたが、やはりそのシーンに感じるものがあり、こちらも勇気を出して入店。最初は怪しまれながらもなんとか席に着いた。
お綺麗なママさんとカウンターに座る美女1人。店の落ち着き具合はバッチリで、旅人としては呉の話を聞きながら、結果ハイボールを5杯くらい飲んだ。お二人の話は面白く、途中から甘いカラオケを歌う常連の素敵な先生が1人加わり、なかなかいい時間を過ごせました。

入店以降気になっていた絵があった。その店に飾られていた絵は、写実とアニメ風とスタンプ風と、違うスタイルの絵のレイヤーが重なっているような独特ながら素敵な作品だった。
最後にママさんに聞くと、カウンターにいる女性からお店の周年で贈られた絵で、その女性はママさんの妹さんとのこと。
なるほど…。その想いがすごく伝わる絵で、絵を長く好きであろう彼女のヒストリーとともに、姉妹お二人の素敵な関係をも感じさせる一枚で心に響きました。やはり絵のバックグラウンドはあってもいいなと思う感覚でした。

知らない街に来て、勇気を持って知らない店の扉を2回ほど一人で開けてみて、今回ほど素敵な夜になったことは無かったなーと思える一夜(4時間ほど)でした。

というわけで、久々ここに書き残させていただきました。レッツオープンザドア!(^^)

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